鎌倉時代の沈没船が見つかったようです。
長崎県松浦市の沖で、二度目の元寇の際に沈んだ元軍の船らしきものが見つかり、ニュースで映像もでていました。
元寇は、一回目 1274年(文永の役) 二回目 その7年後 1281年(弘安の役) と
二度にわたり大陸側から攻められております。
当時の元(モンゴル)は、かなり強力な軍事力を持ち、西ヨーロッパから中国、朝鮮半島までを領土とする世界最大の国でした。
そんな最強国の隣に鎌倉幕府の日本があった訳です、そりゃ攻められる訳です。
一度目の攻めは元軍もなんとなく下見程度だったようで、二度目の攻めはかなりの兵数でした。
が、元軍の兵はほとんど中国と朝鮮の兵で士気が高くなく、また夏だったので台風が北九州を襲ったことから
戦い以外での損害が大きく、撤退に至ったそうです。二回目は日本も備えを厚くしておいたそうですが。
神風の語源も元寇からきております。
730年前の沈没船は、水深25mあたりの海底を1m掘ったところで発見されたそうです。
是非引き上げて当時の船を再現していただきたいですね。
そして、日本海を囲む国々が仲良くするきっかけにとなってほしいと思っています。