ペレットボイラーの商談に行ってきました。
山形県において木質バイオマス燃料の活用は急務であり必然であります。
ペレットボイラーの活用はその観点ではとても重要で
ペレットボイラーの稼働分だけ山が良くなるものと確信しております。
商談では、チップとボイラーの比較が話題に上がりました。
チップはペレットよりは安価であり、製造におけるエネルギー使用量も少ないです。
しかし、実際使う場合においてはペレットよりも手間がかかってしまいます。
この微妙なバランス感が難しいところです。実際どっちを活用しても森のためにはなりますからね。
私たちは消費するものすべてにこのような考えを持たなくてはなりません。
何から作って、どんな過程を経て、どう消費され、廃棄物はどうなるのか?
それからバランスを考えて決定しなければいけません。
環境に対しても、たとえばゴミを減らしただけではなにもならず、もっと大きく考えることが必要です。
また、環境に対する考えを欧米型に合わせるのもよくないことです。
我々の日本は海外に比べると特殊事情が多すぎです。日本独自の考え方が必要です。
商談ではそんなことをお話しました。ずいぶん大変なお仕事ですねとの言葉をいただきましたが、
明日のことを考えるこの仕事、とっても楽しくやらせていただいてます、とお答えしました。
石油ボイラーを多用されてる皆様、ペレットボイラーをよろしくお願いいたします。