大雪山での調査が今春にも開始
日本は火山が多い国で、だからこそ地震もあります。
火山の恩恵として私たちは温泉を楽しむことができます。
この火山エネルギーを発電に使う計画は以前からありました。
が、温泉、地熱を多く噴出している地区はほとんどが国立公園、国定公園内にあります。
自然公園法という法律に基づき、国定公園は環境省、国定公園は都道府県が管理しています。
国立公園のうち、60%は国有地であります。
それらのほとんどは環境保全が目的であり、観光目当てではないことから、公園内の開発はあまり行われていません。
環境省と地熱発電はすぐ結びつきそうですが、311以前は原発推進が国策であったために、積極的には行われませんでした。
大きなエネルギー問題を抱える我々にとって、地熱発電の調査、開発がおこなわれるのは喜ばしいことです。
環境に対する負荷もありません。強いて言うなら山に送電線がかけられることでしょうか
地熱を発生する土地にはほぼ温泉地が隣接します。そこからの天然資源枯渇を訴える反対の声もあったと聞きます。
地熱はそう簡単に無くならないとは思いますが
それらも含めて、地球に対してどんな負荷がかかるのかかからないのか、調査の結果が待ち遠しいと思っています。