お誘いいただき、参加してまいりました。
今回はメンバー有志がオーストリアへ視察に行った際の報告会が内容でありました。
オーストリアの森林にまつわる諸事情、木質バイオマス機器に関してのレクチャーの二つが大きなテーマです。
ヨーロッパのバイオマスエネルギー活用につきましては、とても盛んだということは仕事柄私も熟知しております。
それは化石燃料の価格が高いのが大きな原因と思っていましたが、他に人々の関心が大きいということがお話を聞いてわかりました。
会では質疑応答もたくさん行われ、とても活気のある情報交換会です。
ぜひ定期開催を望みます。
私の木質バイオマス機器販売について、ヨーロッパではこうですから、とはあまり出したくないと思っています。
向こうには向こうの事情があり、生活も精神も日本とは大きくちがいます。
大事なのは、エネルギーにしても食べ物にしても、そこにあるから使う、ことだと思います。
今回の会でもこんな話が農家さんからでました。
目に見えるところにエネルギーがあるならば、それをまず使うのが大事であり、
エネルギーも食べ物も、遥か遠いところから経済力を使い持ってくるのは、ある意味ムダなのであります。
環境を維持するのはムダを省くこと。
いまの私たちの生活で、エネルギーも食品も他国に頼らなければ維持することはできません。
それはみんなわかっていますが、自分たちでそれらを賄うことも大事なことだとわかっています。
経済的な面でそれらができない現状ですが、そう言ってもう何年も経過しているのも現状です。
ほんの少しでいいから、エネルギーの自立を実践していければいいなと思っています。
山形県ペレットエコポイント事業の動画 :山形県ペレットエコポイント事業コンソーシアムHPより